アクアエクササイズの音楽選び♪

若林 淑子さん
- (株)明治スポーツプラザ指導管理
グループ次長 - AEAナショナルトレーナー
プールという環境上、多少反響してもリズムがはっきりと取れる軽快な音楽を選びます。また、クラスの時間帯にもよりますが、平均年齢60歳の皆様がご参加されるクラスの担当がほとんどなので、オールディーズが少しMIXされているCDが多いです。聴きなれた曲が流れると、ご参加の皆さんのお顔がパッと明るくなって動きも表情もイキイキとしてきます。レッスン後「歌いながらレッスンやっちゃったわよ!」なんて嬉しそうにおっしゃってくださいますね。幸せオーラでいっぱいのレッスンには素敵な音楽が重要なポイントだと思います。
公共施設の体育館で平均年齢65歳(50~80歳)の方々が毎回120名ほどご参加される市主催シニア向けクラスを担当させていただいています。週1回75分、ストレッチ、リズム体操、ツボ体操、呼吸法などを取り入れた、どなたにでもご参加いただけるクラスなのですが、リズム体操やツボ体操でアクアCDを使用しています。テンポはゆっくりでも軽快な楽しい音楽でリズムを取りながら動くことにより、クラップしたり、掛け声を出したりと、体育館は笑顔でいっぱいになります。音楽の効果、すごいです!アクア用CDは、オールディーズや聴き慣れた曲が満載なのでいつも使わせていただいています。とても使い勝手がよく助かっています。
藤原 葉子さん
- JAFA AQS・ADD・ADE
- MIZUNOアクアSP認定
インストラクター - NPO法人健康支援エクササイズ
協会会長
明るい曲でビートでがはっきりしているものを選ぶようにしています。理想のBPMは125です。レッスン中にCDの入れ替えは避けたいもの。1枚のCDでピッチを下げW-UP、メインでは徐々にピッチをアップしメリハリをつけていきます。いつものW-UPと雰囲気を変えて、呼吸をゆったりと筋を伸ばしたいときは、優しく爽やかな曲Petra’s Karma Groovesからスタートし、そしてAqua Super Hits 6へとつなぎます。Petra’s Karma Groovesは水中ウォーキングにもお勧めです!
フィットネスクラブのアクティブな中高齢者の方向けにステップを踏みながら棒やイガイガボールを使用して、関節機能改善を含んだエクササイズを行っています。BPM125くらいで明るく元気の出る曲が繋がっているアクアのCDは大変重宝します。 クラスの最後はマットを引いてコアトレーニングやツボ押しなどを行っています。水中ウォーキングにお勧めのPetra’s Karma Groovesは、暗くならず、リズムもあってピラティスやマットエクササイズにも愛用中です!
寺本 強さん
- (株)ティップネスアシスタント
アドバイザー - 2007年アクア国際フィットネス
日本代表プレゼンター
私はその時の感覚で曲を選びます。(笑)もちろん参加者の年代を考慮して選択することもありますが、今までの選曲を見てみると私が曲を選ぶポイントは次の3つです。
1.明るく、聞いていて元気になれる。
2.CD1枚のバランス(曲順)が良い
3.BPM125前後のもの(115~135が目安)
2.のバランスとは、アクアの場合、施設によりCDが2枚しか使えない場合があります。その時はW-UPからメイン終了まで1枚のCDを使う事があります。W-UPからメインの終了までの全体のバランス、曲順は大切です!ココだけの話・・・私は曲のタイトルや歌手などあまり詳しくありません。今でも曲を聴けばわかりますが、曲名や歌手の名前を言われても???という事が少なくありません。やはり1~3のポイント+<感覚>です!(笑)
私はレッスン以外の業務で教育チーム【(株)ティップネス】のお仕事をさせていただいていますので、研修で使用しています。社内でスタッフの方を対象にした研修では、「音に合わせて動く」「音の頭を理解してキューイングを出す」という事も行います。その為、BPMのスピードが適切で、リズムや音の頭が取り易い音源が必要になります。そうした時にこのアクア用のCDはとても重宝しています。これから初めてグループレッスンで音に合わせた指導をする方にもアクア用のCD はとてもお勧めです。
玉川 純子さん
- JAFA AQS・ADI
- MIZUNOアクア認定
インストラクター - 健康運動指導士
プールは、様々な音が反響する環境下なので、なるべく音が取りやすく、ビートがはっきりと刻まれた曲調のものを選曲されることをお勧めします。私の場合、購入したCDによって必ず1曲目から使用するということはなく、途中の曲から使用するケースもあります。参加者がビートを聞き分け、弾む動作に慣れるまで多少時間がかかるので、イントロ部分が長めの曲を選び、気分が高揚し、心地よくバウンス動作に入れるかどうかを選曲の決め手にしています。あとは、各パートの切り替わり、メインの通し部分での盛り上がりを考え、参加者のやる気・ワクワク感が高まる曲の配列になっているかも重要視しています。その他、W-UPやCOOL DOWNでは、リラクゼーション系の音楽を用い、各パートに応じた雰囲気づくりを心掛けています。
アクアダンス用に購入したCDは他のレッスンでも幅広く活用しています。エアロビクスではW-UP用として、その他筋コンディショニングパートでも使用しています。音が取りやすいものを選んで購入しているので、エアロビクスの初心者や初級者クラスには最適なものが多いと感じています。あとは、オフビートで進めるミットのクラスでも活用しています。その場合は、参加者が音に合わせて動いてしまうことがないよう、あえてピッチアップして使用しています。